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工房日記

クリスマスカラーはなぜ赤緑白?

2019.12.16

今年も残すところあと僅か。

すでに街はクリスマスカラーにあふれていますが、あの3色についての意味をご存知でしょうか?

一般的には赤・緑・白が、クリスマスカラーとされています。

赤はイエス・キリストが流した血、神の愛を表しています。

緑は永遠の命と、神への永遠の愛を

白は純潔、清らかさや平和、始まりを表現しているそうです。

詳細な背景は17世紀まで遡ることになりますが、近代的なクリスマスやサンタクロースの具体像が定着したのは、わりと最近のようです。

その決定打となったのが、コカ・コーラの広告だと言われています。

1931年冬の広告で、サンタクロースがコーラを飲んでいるデザインを制作。色に対する印象が、爆発的に強くなったとされています。

元々がキリスト教の行事であったり、色が持つインパクトが強いことが幸いし、世界中に恒例行事として溶け込んだのだと思われますが

ハロウィンと同様に、日本だけで見られる特徴があります。

なぜか日本には、クリスマスをカップルで過ごすという習慣が根付いています。実はこれ、世界的にもかなり稀有な例なのです。

おおよそ、欧米東南アジアでクリスマスを祝う時は基本的には家族と、或いは友人と騒いで盛り上がって過ごします。心温まる時間として、クリスマスを認識していますが、日本ではどうでしょうか。

宗教的な観点から見ると、日本の宗教関連施設は赤を使う事を極力避けています。鳥居には見られますが、神社本堂やお寺では殆ど見ません。

一方、大陸や東南アジアでは日本と仏教、儒教や宗教に対する捉え方が大きく違い、施設が装飾過多であったり赤を強烈に多用する地域がほとんどですね。

かつての日本では、そんな刺激の強い色が日常に登場することはなかったと推測されます。

しかし時代の流れとともに、日本市場にも大量のクリスマス商法が展開され、街中に赤が主体の広告が流布されるように…

赤は、心理的に興奮を誘発する色。

結果、クリスマス=恋人や愛する人と過ごす時間として意識するようになったのかもしれません。

日本のマーケティングは特殊だといういわれがありますが、ハロウィン同様、独自進化を遂げているようですね。

ハロウィンでも挙げましたが、本来的な意味合いを知るという意味では家族や友人とクリスマスを過ごしてみるというのも良いかもしれません。

ちなみに教会へ問い合わせればクリスマス会に参加することもできます。みんなでお酒や食べ物を持ち寄ったり一緒に歌を歌ったりなど、大人数でお祝いをするのでとても楽しいですよ。

みなさま、良い年末をお過ごしください⭐︎

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