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工房日記

ものづくりの心構え?!浜松の「やらまいか」

2021.07.09

「やらまいか」という言葉をご存知ですか

amahoshiのある三島市は静岡県東部にあたり、浜松市や首都圏からと、県内外から多くのお客様に来ていただいております。三島は東京からのアクセスも良く、恵まれた水や自然に囲まれています。amahoshiも三島駅から徒歩10分の場所に位置しており、三島駅からの道中には楽寿園や白滝公園があり多くの憩いの場に恵まれています。指輪の手作り体験の後は三島散策もおすすめです!

さて今回は、「やらまいか」という言葉を紹介していきます!

 

この言葉は、同じ静岡県内でも西部に位置する西部地区の方言です。浜松市はモノづくりの多くの有名企業で有名で「やらまいか」という言葉は、「とにかくやってみよう!」「やろうじゃないか!」という意味にまります。これは、遠州人の「あれこれ考え悩むより、まず行動しよう」という進取の精神を表すものと言われ、今なおチャレンジ精神を大切にする風土を育んでいます。浜松の地では、ヤマハの創業者である山葉寅楠(やまはとらくす)、オートバイづくりの原点を築いた本田宗一郎(ほんだそういちろう)、トヨタ発展の礎を築いた豊田佐吉(とよたさきち)、テレビの父である高柳健次郎(たかやなぎけんじろう)・・・そんな「やらまいか精神」にあふれた創業者たちを多く輩出してきました。

静岡県の住民性?!

静岡県の方言は旧国の区分に沿って、伊豆方言、駿河方言、遠州方言に分けることができます。静岡県は7777平方キロメートルに及ぶ広さで、かつての遠江国(遠州)、駿河国(駿州)、伊豆国(豆州)の3つに大きく分けられます。3か国の寄り合い所帯であったため、同じ静岡県でも旧遠江国、旧駿河国、旧伊豆国では県民性が大きく異なっているといわれていました。かつての遠江国である静岡県の西部では、新しい物事に積極果敢に挑戦する進取の気風が根付いており起業家精神に富むとされるといわれています。これらを表す言葉として「やらまいか」が挙げられています。

一方、かつての駿河国である静岡県の中部および東部の一部は、新しい物事に対して慎重で保守的な傾向が強いといわれてきました。それを端的に表しているのが「遠州のやらまいか、駿河のやめまいか」という言葉です。新しい物事に対して「やらまいか!」(=「やろうじゃないか!」)と積極的になるのが遠州っ子、それに対し「やめまいか」(=「やめようじゃないか」)と消極的になるのが駿河っ子、といわれてきました。同様に「浜松のやらまいか、静岡のやめまいか」という言い回しもあるそうですが、これは西部を代表する都市である浜松市と、中部を代表する都市である静岡市の市民性を比較した言葉であり、「西部のやらまいか、中部のやめまいか」も同じ意味なんだそう。

手作りすることの喜びを

何もないところから形にしていくことは、時に怖さを感じることがあります。今まで経験したことがないことに挑戦するときは是非「やめまいか」ではなく、「やらまいか」という言葉を思い出してみてください。

amahoshiの指輪・バングルの手づくり体験では、金属の棒からのスタートとなり「不器用って言われるけれど、完成まで形にすることができるかなぁ。」と言われるお客様でも、素敵な指輪をお作りいただいています。完成まで細かくサポートさせていただくのでご安心ください。

一本の細い金属の棒からひとつのアクセサリーを作り上げる過程は、幼い頃、時間も忘れて秘密基地を作ったときのような、ワクワクと喜びを感じさせてくれます。金属の棒を丸くして、やすって、磨いて・・・という作業を通して世界で一つだけのオリジナルの指輪をお作りいただけます。amahoshiは、お客様ひとりひとりがワクワクし、そして「手作りすることの喜び」を感じられるよう、お手伝いをしていきます。

手作り指輪体験のコース紹介

amahoshiの手作り指輪の≪シルバーリングコース≫では、3種類のデザインの指輪をお作りいただけます。甲丸・平打ち・鎚目の3種類からデザインをお選びいただき作業開始となります。

手作り結婚指輪コース≫では、素材やデザインをお選びいただくところからお客様のご希望にあった指輪制作をサポートさせていただきます。

手作り指輪・バングルの詳細はこちら

ACCESS

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住所
静岡県三島市本町1-36
電話番号
0559718887
営業時間
10:00〜17:00
アクセス
JR・伊豆箱根鉄道駿豆線
三島駅より徒歩7分
※手作り結婚指輪コースでご制作のお客様には、
みしま共通駐車サービス券を差し上げております。

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