指輪のサイズの平均は?
既成の指輪では「9号」や「11号」のようにサイズが限定されている場合があります。ぶかぶか過ぎて落としてしまったり、自分の指の太さに幻滅したり・・・。手作りで作っていただくお客様オリジナルの指輪では、ご自身の指にフィットしたサイズを選んでいただけます。生活スタイルやご自身の好みに合わせたサイズで快適につけていただけるように、実際にはめて、見て、決めることができます。今回は指輪のサイズ選びのポイントをご紹介していきます。
指輪のサイズが不安です・・・
オリジナルの指輪をつくっていただけますので、お客様の指に合うようにリングゲージという専用の道具を使って測っていただきます。指輪のデザインを選んでいただいた後に、お客様の指にピッタリ合うサイズを測っていただきます。リングゲージは1号ごとのご用意がありますが、手作りで指輪をつくっていただきますので、10号と11号の間10.5号のようなハーフサイズも作っていただけます。リングゲージを使い測る際にサポートもさせていただきますので、不安な方はお申しつけください。同じ号数でも、指輪のデザインや幅によっては、小さく感じてしまったり大きく感じてしまったりするタイプもあります。完成前に、実際に指輪をはめていただいて確認していただくお時間もお作りしています。試着の際は、指を曲げたり伸ばしたりした際の着け心地も確認してみてください。指の大きさや骨格の作り、感覚の感じ方など、ひとりとして全く同じ人がいないように指輪をつけた感覚はお客様の好みになってきますので、実際につけてみることでサイズの不安はなくなっていくはずです。
「号」って、そもそも何?
そもそも指輪のサイズの規格は国によってさまざまな表記があります。日本では指輪のサイズを表す単位として「号」が使われます。リングサイズの規定は、「JIS規格」と「JCS規格」の2通りがあり、日本国内のジュエリーショップで一般的に用いられているのは「JCS規格」になります。JCS規格では「号」は、リングの内周で決まり、1号は内周40.8mmとなります。号が1号上がるにつれて、内周が約1mmずつ大きくなります。
アメリカの場合は、ミリではなくインチを使うためサイズの刻み方が異なります。また、イギリスの指輪は数字ではなくアルファベットでの表記になります。そのため各国のリングサイズの表記の違いを統一するために、ISO(国際標準化機構International Organization for Standardization)により作られたのがJIS規格になります。
サイズの平均が気になります…
女性の場合、平均サイズは8~10号、男性は13~18号と言われていますが、第二関節は誰でも太いですし、スポーツ経験などなどお客様の背景によっても指や関節の太さなどはひとり一人異なります。体重や身長が指のサイズに必ずしも比例するわけではなく、体が華奢でも指の関節が太いなど・・・人によって、はめていただく指によって変わってきます。平均はあくまで参考程度に押さえた上で、リングゲージを用いてご自身にフィットした指輪を計測してください。
完成後にサイズ直しはできますか?
後日お持ちいただいた場合は、有料でサイズ調整をさせていただいております。お客様にお選びいただいたデザインによってはサイズの調整ができないものもございます。